k近傍探索のための量子アルゴリズム

言語日本語
種類解説、総説
著者岩村雅一
論文名k近傍探索のための量子アルゴリズム
論文誌名TELECOM FRONTIER
Vol.107
査読の有無無
年月2020年5月
分野量子コンピューティング, 最近傍探索
URLhttp://www.scat.or.jp/frontier/frontier107/mokuji_107.html
キーIwamura2020_TELECOM (id=1746)

要約

k近傍探索とは、検索質問データが与えられたとき、それに最も近いk個のデータをデータベースから探し出す問題である。この問題は、時間を掛けさえすれば必ず解ける。しかし、データベースの大規模化や高次元化に伴い、計算時間が大きくなってしまう。この問題を高速に解くために、探索過程に近似を導入し、探索誤りを許容するのが近似k近傍探索である。本研究では、従来用いられている計算機(古典的コンピュータ)ではなく、量子コンピュータで動作するk近傍探索手法の量子アルゴリズムを提案する。提案手法は、データ数がNのとき、O(√kN)の計算量で解を求めることができる。同じオーダーの計算量を持つ既存の量子アルゴリズムもあるが、提案手法は近似計算に適用できる可能性を持つ。

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